しらこばと水上公園

越谷キャンパス第3グラウンドの近くにあるしらこばと水上公園は、1979年に開園した埼玉県営の公園。公園名は県民の鳥「しらこばと」にちなんで付けられた。面積21.5haの広い園内には、9つのプールやバーベキュー場を備えたプールエリア、大型遊具や広々とした芝生広場があるコバトンの森エリアのほか、白い砂が敷きつめられたビーチコートや多目的グラウンドなどの運動施設もあり、子どもから大人まで楽しめる。プールは夏季の営業期間を終えた冬場には、マス釣りができる巨大なプールフィッシング場へと様変わり。四季を通して多彩なレジャーが楽しめる。

越谷梅林公園

まだ寒さの残る初春に可憐な花を咲かせる梅の木。元荒川沿いにある越谷梅林公園には約40品種、約300本の梅が植えられ、例年2月下旬から3月半ばには紅白の梅の花が園内を彩る。かつてこの一帯は、水はけの良い土壌が果樹栽培に適していたことから、桃や梅の栽培が盛んに行われ、明治期には梅の古木を集めた越谷古梅園も開園し、梅の名所として知られていた。しかし、昭和に入り宅地化が進むにつれて梅畑は次第に減り、やがて古梅園もその姿を消していく。こうした中で、昔の面影を再現しようと1988年に開園したのが越谷梅林公園だ。毎年3月には梅まつりが開催され、6月には梅の実収穫体験も行われている。

ベーカリー ハイアート

北越谷駅から徒歩3分ほどのところに昔からあるパン屋さん、ハイアート。現在は2代目店主が国産小麦100％の、こだわりが詰まったパンの店として営業している。営業日が火・木・土曜日の午後だけなのは、さまざまな国産小麦をパンの種類に合わせて自家配合し、長時間発酵で仕込んでいるため。数あるパンの中で、「ビスケットパン」は先代のころから50年以上作っているというロングセラー商品だ。一度は販売を終了したものの、リクエストが多く、復刻した。サクサクのビスケット生地が乗ったパンの中には白あんが入っていて、どこか懐かしい味なのに他では食べたことのない新しさ。丁寧に作られたパンならではの、いい香りがふわりと漂う。

シマムラ園芸

みずべのアトリエ

「まちのリビング」をコンセプトに、2019年に開館した新しいカタチの集会所。正式名は南荻島出津自治会館Ⅱ。文教大学人間科学部の宮地ゼミも“まちづくりサポーター”として、地域の人たちとともに活動に関わっている。また、週に１回、文教大学ボランティアサークル「h°eath」（ピース）が子どもたちの学習支援を実施しているほか、校友会公認団体の「文教森の会」の活動も行われている。2020年にはコロナ禍で生活に影響を受けている文教大生のために、食料品や日用品などを提供・配布していただいた。自慢は、庭のピザ窯。子どもからお年寄りまで参加して、タイルを貼るなどした力作だ。元荒川の対岸に宮内庁の鴨場を望む絶好のロケーションで味わう窯焼きピザは、絶品なのだとか。

のんべえ

木を基調とした落ち着いた店内は、地元の常連さんでにぎわう。アルバイトは文教大生が延べ６人も入っているそうで、店主は「文教大学の学生は優秀で真面目な子が多い」と評価する。日本酒は、静岡生まれの店主が厳選した静岡の地酒が並び、中でも焼津市の老舗酒蔵が造る「磯自慢」は、純米吟醸や大吟醸など10種もそろう。「埼玉でこれだけそろっているのは、当店くらい」と店主の強いこだわりが伝わり、日本酒好きの間では有名なテレビ番組で取り上げられたのもうなずける。料理は鮮度と素材の味を生かす。越谷特産の慈姑（くわい）をはじめ、枝豆やネギなど季節ごとに越谷産の新鮮な野菜料理がたっぷり味わえる。モツ煮や豚の角煮も人気だ。

ととや お肴やさん

店名のとおり、おいしい魚と肴、そしておいしい地酒が充実している居酒屋。豊富な日本酒、100種以上の焼酎に惹かれて、酒好きなお客さんが集う。大将と女将の「おいしけりゃ何でもいい」という信念が貫かれた店は、お二人の温かな人柄も魅力だ。「アジのなめろう」や姿造りの「アジの刺身」（いずれも時価）は、注文が入ってからさばく。包丁で丁寧にたたいた「なめろう」は、アジ本来の旨味が引き出され、思わず「うまい！」と感嘆の声が漏れる。その日の仕入れや旬によって決まる日替わりの「本日のおすすめ」は要チェックだ。あぶった刺身も人気。イワシやキンメダイ、マダイなどがおすすめだが、中でもしめ鯖は醤油なしでもイケると評判だ。ぜひお試しあれ。

パブレストラン サンゴ

店を構えて半世紀。サンゴを模した看板のロゴが“萌える”という声がある一方、ドアを開けて中に入る勇気が出ない人も。「文教大生時代から気になっていたが、教員になってやっと中に入れた」という文教大学の先生もいたとママは笑う。重厚なソファー席に腰を下ろすと、昭和にタイムスリップ。アルコール以外に懐かしいソフトドリンクも用意され、フードメニューも和洋中、軽いつまみからポークステーキまで幅広い。天井の埋め込みライト、ボトルキープの棚など細かな箇所までたまらないと、レトロ好きの間で口コミが広がり、遠方からわざわざ来店する人もいるのだとか。ママを慕って、人生の悩みを打ち明けるお客さんもいるというのがうなずける。

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  第1回
  旗の台エリア

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  第2回
  石川台エリア

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  第3回
  溝の口エリア

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  第4回
  越谷エリア①

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  第5回
  越谷エリア②