あやなりBP

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2024年7月掲載
リチャード・A・ローガン・Jr.先生

リチャード・A・ローガン・Jr.先生

(文教大学文学部外国語学科/1988年〜2022年在籍)

外国語学科の顔的存在の初代学科長

 柔和な雰囲気に優しい笑顔、気さくな口調でたくさんの人をひきつけるリチャード・ローガン先生。2017年、文学部に外国語学科が新設された際には、初代学科長として広告モデルを務められたことをはじめ、退職された今でも外国語学科の公式facebookのアイコンに先生の似顔絵が使われたりと、その姿を知る文教人は多いだろう。
 1982年、30歳の時に英語教師として来日。最初の1年間は民間の英会話スクールで教えていたが、その後、中学校や高校、いくつかの私立大学を経て文教大学に着任した。「越谷キャンパスには、近隣の県から通ってくる学生が多くて、都心の大学に比べて素朴な感じがした」と当時を振り返る。

生きた外国語を学ぶ「1セメスター留学」を設置

 「外国語を習得するためにはどう勉強したらいいですか?」の問いに、「英語なら、NHKのニュースなどで二カ国語放送をしていますし、ハリウッド映画のDVDなどで英語の字幕を表示させて勉強するのもいいでしょう。ただ読む・聞くはもちろん大切なのですが、やっぱり話すことがとても重要です。ですから外国語学科も2年次に学生全員が海外の協定校で学ぶ『1セメスター留学』を行っているのです」と言う。
 「1セメスター留学」は外国語学科の看板カリキュラム。だが、コロナ禍では苦労した。「オンラインで授業を受けられるようにしましたが、海外とは時差があるのでとても難しかったです。テンプル大学のように、東京にキャンパスがある大学であれば、日本で学ぶこともできたのですが」。その都度悩みながらも、学生が生きた外国語を学べるように奔走した。

文教大学学園とのつながりは、今も

 2022年に退職。現在は多くの時間をトレーニングに費やす。「15年ほど前に膝を痛めてしまって。お医者さんから『ダイエットが必要』と言われたので、火曜日から金曜日の午前中にジムに通い、さらに週に2回パーソナルトレーナーにもみてもらっています。そのトレーナーがなんと、文教大学の文学部の卒業生だったんです。彼女は日本語日本文学科だったので、私と授業での接点はありませんでしたが、何かの折に撮った集合写真に前後して一緒に写っているのが見つかって、縁の不思議を感じています。今は、彼女が私の日本語の先生でもあります」。また毎年1回、クリスマスの頃に、サンタクロース役で付属幼稚園を訪れている。もちろんサンタの正体は園児(子ども)たちには内緒だ。「『いつもは何してるの?』など、容赦ない質問が飛んでくるので答えるのが大変です。疲れますがとても楽しい時間を過ごしています」と破顔した。

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    • リチャード・A・ローガン・Jr
    • アメリカ・ワシントン州生まれ、カリフォルニア育ち。1982年に来日し、1988年から34年間文教大学の文学部教員として勤務。2017年に新設された外国語学科の初代学科長となる。2022年に名誉教授の称号が授与される。
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