あやなりBP

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2025年8月掲載
文教大学付属小学校同窓会

文教大学付属小学校同窓会

(会長 片柳 匡司さん、副会長 永井 玲子さん)

幅広い年齢層の同窓生。満足してもらうため知恵を絞る

2008年、第1回「文教大学付属小学校同窓会フェスティバル」開催を皮切りに同窓会の活動がはじまって17年。会長を務める片柳匡司さんと副会長の永井玲子さんは小学校の6年間をともに過ごした息の合ったコンビだ。同窓会会員は中学1年生から80代までおよそ2600名を数える。学年を超えて同窓生が集まる場を提供したいと、さまざまな活動に取り組んでいる。
校内バザーでは同窓会ブースを設け、子どもたちが参加して楽しめる「じゃんけんスタンプラリー」を開催。「3回じゃんけんして勝った数だけもらえる景品のひとつ、片柳会長自ら作るバルーンアートは子どもたちに大人気です」と永井さんが胸を張れば、片柳さんは「歯科医という職業柄、空気ポンプを扱うのはお手の物なのですが、ひたすら制作に追われています」と笑う。

同窓会フェスティバルはオリンピックに合わせて4年ごとに開催している。参加者が減少傾向にあったことから、昨年は人気マジシャンをゲストに迎えたところ、若い世代の反響が大きく150名を超える参加者が集まった。
また今年の講演会は、法政大学男子ハンドボール部のヘッドコーチ、西山颯太さんを講師に招いた。「小学生が興味を持てるような若い世代の同窓生を学校に紹介してもらっています」(永井さん)。これまで医師や起業家などを呼んだほか、片柳さんも小学校の歴史について講演したという。このほか、定例会や会報の発行などを行っている。「会員の年齢の幅が広いので、全員に満足してもらうのは難しい。同窓会を維持していくためにも、若い人に参加してもらえるよう知恵を絞っています」(片柳さん)と苦労もうかがえた。

世の中のしがらみから解放されて、フラットに旧友たちと向き合える

同窓会の求心力となっているのが、先生方だ。恩師に会いたくて同窓会に参加する人も少なくない。「公立と違って、先生の異動がないのが私立の良さ」とは、永井さんの実感でもある。永井さんと娘たち、その子どもたちも文教っ子。今は小学2年生の孫が在学中だ。「娘の担任の先生が今もいらっしゃるし、教頭先生は娘が在学中の教育実習生でした。こうして脈々とつながっているのは、文教の魅力のひとつだと思います」。

小学校のクラス会があると言うと、周囲に驚かれるという永井さん。それが普通だと思っていたので、逆に驚いたと笑う。「同窓会は、当時の自分に戻って思い出話に花を咲かせる場」という永井さんの言葉に片柳さんもうなずく。二人の小学校時代の思い出は、修学旅行で大阪万博に行ったこと。「集合時間に遅れた子が、オーストラリア館のブーメランを買ってきていて羨ましかったなあ」と片柳さんが振り返ると、二人は一瞬にして1970年の大阪にタイムスリップした。太陽の塔の前で撮ったモノクロの記念写真には、11歳の片柳さんと永井さんが真面目な顔で写っていた。
「同窓会は世の中のしがらみから解放されて、旧友たちとフラットに向き合えます」(片柳さん)。だから、同窓生にもそんな居心地の良さを体感してほしいと二人は口を揃える。「上下関係もないので、若い世代にもぜひ参加してほしいですね」。

    • profile
    • 文教大学付属小学校同窓会
    • ぶんきょうだいがくふぞくしょうがっこうどうそうかい
    • 片柳 匡司(かたやなぎ ただし)さん
      文教大学付属小学校同窓会 会長
      立正女子大学教育学部付属石川台小学校1971年卒業

      永井 玲子(ながい れいこ)さん
      文教大学付属小学校同窓会 副会長
      立正女子大学教育学部付属石川台小学校1971年卒業

      写真撮影場所:文教大学付属小学校
  • 文教大学付属小学校同窓会