あやなりBP

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2026年8月掲載
遠藤 菜々子 さん

遠藤 菜々子 さん

(文教大学付属小学校5年)

物語を生きるように踊る楽しさ

音楽が流れると自然に体が動いてしまう——そんな幼少期を過ごした遠藤菜々子さんがバレエに出会ったのは2歳の頃。テレビで見た踊りに憧れ、「やりたい」と口にしたことがきっかけだった。幼稚園入園と同時に本格的に習い始め、以来、バレエの世界に夢中になっている。
「クラシックバレエは、ストーリーや結末がわかっていても、演出や踊る人によって全く違って見えるところがおもしろいです」。言葉を使わずに感情や物語を表現できる点も、菜々子さんがバレエに惹かれる理由のひとつだ。観る側としても舞台に没入し、ドキドキしたり悲しくなったりと心を動かされる時間が「幸せいっぱいになる瞬間」だという。コンテンポラリーダンスにも挑戦し、見たことのない動きに出会う楽しさも知った。
 幼稚園の松組だった時には、先生が音楽をかけてくれて、梅組の教室で踊りを披露。見てくれた子たちがとても喜んでくれた。「みんなが楽しんでくれたのがうれしくて、もっとバレエが好きになりました」と振り返る。
大好きな絵本『戦争をやめた人たち』も、戦時中に音楽やスポーツで人と人がつながったというお話だ。「つながることができるのは、バレエも同じだと気づくことができた絵本。今でもずっと好きで大切にしています」と話す。こうしたバレエをめぐる経験や思い出の一つ一つの積み重ねが、今レッスンをがんばる原動力になっている。

“好き”を力に、自分らしい表現を求めて

コンクールにも出場し、入賞を重ねている菜々子さんだが、目指しているのは、結果ではない。「自分のベストを出しきることが大切」とキッパリ。
練習で思うように体が動かないもどかしさや、本番で力を出しきれない悔しさを感じることもある。そんな時に支えとなっているのが、学校の友人たちだ。「文教の友だちはみんな、好きなことやがんばっていることがあって、休み明けなどの朝礼でみんなの活躍を聞くと『私も頑張ろう』って思えるんです」と、友だちの存在も大きな力になっていると言う。
 現在の目標は、基礎を磨きながら「自分らしさ」を出せるダンサーになること。「自分にしか踊れない踊りができたらうれしい」。その言葉の通り、菜々子さんは“好き”という気持ちを軸に、目標に向かってまっすぐ歩みを進めている。

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    • えんどう ななこ
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