あやなりBP

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2021年8月掲載
三浦 比佐子 先生

三浦 比佐子 先生

(文教大学付属幼稚園(越谷幼稚園)/1978年~1986年在籍)

夢中になって遊んだ頃を思い出して

 越谷市の隣の草加市に自宅があり、越谷幼稚園を辞めてからも東武線の駅で、中学生や高校生になった卒園生と出くわすことがありました。「〇〇ちゃんは、すごいんですよ」、皆さん自分のこと以上に当時のお友達のことを気遣って話をしてくれます。そんな風に成長していたのがとてもうれしかったのを、閉園後の思い出として覚えています。 35年経った今でも年賀状の交換をしている人もいて、就職、結婚、出産、子育てなど近況を知らせてくれます。それぞれ責任ある立場になっていますが、何か壁にぶつかるようなことがあった時は、幼稚園のキラキラした楽しかった時間を思い出してほしいと思います。頑張らなくても、昨日よりも今日、何か一つ良くなっていることがあればOK!そんな気持ちで過ごしていってほしいです。
 私が幼稚園の教員として過ごしたのは、越谷幼稚園が最初で最後になりました。その後は一般の企業に勤め、現在は越谷幼稚園の同窓会「文教森の会」の活動に携わっています。卒園生と保護者、卒園生とそのお子さんも参加して、元荒川を自然観察とゴミ拾いをしながら歩くなど、懐かしい仲間との新しい取り組みを楽しんでいます。皆さんもご参加ください。お会いできることを楽しみにしています!

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    • 三浦 比佐子 先生
    • みうら ひさこ
    • 昭和53年文教大学付属幼稚園(越谷幼稚園)赴任。昭和61年3月の閉園に伴い退職。家庭のステンレス用品を扱うメーカーに就職。越谷幼稚園の教員、卒園生たちで作る「文教森の会」役員。
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