寒川の野菜を使ったレシピ作りに挑戦

　福永ゼミでは商品開発を研究テーマの一つとしていますが、ゼミ全体で１つのプロジェクトに関わり、すべてを学生の力で完成させる点に大きな特徴があります。管理栄養士として活躍したい、将来はカフェ経営をしたいなど、学ぶ学生の目標はさまざまですが、実践的な取り組みを通して「技能が高まっていると感じる」と、どの学生も目を輝かせます。そして何より、自分たちで考え、自分たちの力でやり遂げることが「楽しい」そうです。
　昨年12月には、「若者に好まれる郷土料理の開発」と題してレシピを考案。JAさがみ農産物直売所「わいわい市寒川店」とのコラボレーション企画で一般消費者に披露しました。これが縁となって、今年はキャンパスがある湘南に近い寒川の特産である枝豆とトウモロコシを使った料理を提案することに。枝付きの枝豆の美味しさ、採りたてのトウモロコシの甘み、地場産野菜のひと味違う味わいを地元の消費者へ伝えるべく、アイディアを出し合う日々が続いています。