昭和34年秋、高校生の修学旅行予定は、関西及び四国方面でした。その年、折悪しく史上最強クラスといわれた伊勢湾台風が和歌山県に上陸し東海道線もストップ、約20日後に出発することが出来ました。しかし台風騒動で旅行会社がバスの手配をミスし、奈良市内観光ができなくなり、その穴埋めに急遽、薬師寺の名物管長の高田好胤さんが、東大寺周辺を案内してくれるという大きなサプライズがありました。
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